國領寿人 作の徳利２点とお猪口５点の酒器セットです。プロフィール：(1939～2020年)京都五条坂に生まれる。陶芸家の父より青磁・染付・赤絵などの手ほどきを受け、20代前半に富本憲吉に師事、憲吉氏最後の弟子にあたる。河井寛次郎・清水六兵衛にも教えをうける。建仁寺管長竹田益州老師より陶号「東齋」と窯名「瑞穂窯」を拝受。若い頃すでに多くの入選を重ね、表千家流久田家十二世家元や大徳寺管長らが箱書きを行ったが、名声や肩書を重んじる世界に疑問を持ち、美術界や陶芸界のあらゆる会派から離れ独自の作陶へ向かう。茶道具や花器など幅広い作陶の中で、「衣食住」のなかでも「食」こそが家庭文化の原点であり豊かさの源であるという考えから、飾られるだけの高価な陶器ではなく、日々の生活を明るく豊かに楽しむための器作りが根源的なテーマとなった。本品は寿人氏50代初期最盛期の作品で、京都伏見の酒蔵北川本家「富翁」の現当主婚礼の際に特別に作陶された希少な品です。自宅にて箱に入れたまま保管していた未使用品で、出品に際し点検を行ない傷や汚れ等はございません。徳利は側面がすっと立ち上がったものと、ふっくらしたものと形が違い趣があります。未使用ですので徳利の容量は不明ですが、一合あまり入ると思われます。【サイズ】徳　利：高さ約12cm、幅約7～8cmお猪口：高さ約3cm、口径約6.5～7cmなお、当方犬や猫などのペットは飼っておりません、タバコも吸いません。